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2008年6月

2008年6月27日 (金)

24歳で起業し、夢をつかんだ男―伝説の学生営業マン〔学生時代月収130万円〕が書いた   唐沢 誠章  

学生時代、タッパを売る会社や通信機器販売会社など6社でフルコミッションの営業を行い、全ての会社でトップを取った「伝説の営業マン」が書いた本。

本気で全力疾走をしている人から発せられるエネルギーを書面を通して感じることができる、元気を与えてくれる一冊です!


著者である唐澤誠章さんは、常に1番じゃないと意味がない!と考え、自らが取り組み始めたことにはとことん向き合っている。

取り組む際には、ただ闇雲に突き進むのではなく、どうしたら1番がとれるのか、先輩の動きをよく観察し分析する。

たくさんの経験者をマネることで、型を収得し、本質を理解する。

この流れを繰り返してきたことで、様々な困難を乗り越え、大成してきた人です。

◎こんな人にオススメの本です◎

・思いっきり行動することで出るエネルギーの力を知りたい人
とにかく、著者はトップへの執念が物凄い!
トップを取るんだ!と決めたら、必ず実現する著者は自己信頼の塊といっていいほど。
自分を信じ、諦めないことを人生で繰り返してきた著者だからこそ、エネルギーが感じられます。


・営業の仕事がどんなものか知りたい人
巷で出回っている書籍では、営業は会話だ、という上辺だけのノウハウが書かれている印象がありますが、著書ではトップを取った方の経験則から描かれているため、妙に納得感があります。

例えば、「商品をPRしてくれる人を探す」という唐澤さんの考えがあります。これは、日本人が周りに影響されやすい性格をしているため、見知らぬ自分が営業をするよりも、買ってくれた人にお願いして商品をPRした方が効率がいい!というものです。
他にも、商談する際の話し方や訪問販売に向き不向きがあるなど、唐澤さん独自の考えが記されています。


読む当初は精神論的な感じかな、と思っていましたが、読み終わった今思うのは、1社長の起業秘話だと思います。起業を経験したことで、社長とはどういうものか?が詳しく書かれています。精神論的なものは後付けにも関わらず、印象深いのは強烈でしたが。


<本の概要>

大学時代に営業の才能に目覚め、様々な業種の6つの会社で営業成績トップを取り、その実績を生かし24歳で起業した社長が生い立ちから振り返った1冊。

営業で光を見たといっても、創り上げた会社の業務は人材コンサル業。しかも、どこの会社もやったことのない人材コンサルをビジネスにしているのだ。

それは、「成功報酬型」のビジネス。

唐澤社長は常々、「上手くいくかどうか分からないアドバイスを多額のお金を払って受ける側もおかしいし、行う側もおかしい」と考えていた。

しかし、サービスを受ける側としては成功報酬型のコンサルなんて存在しないものだからリスクを承知の上で受けるしかないものと考えるもの。

そんな「常識」を打ち破ろうと、絶対的自信を持ったコンテンツを携え、成功報酬型として売り出し、徐々に市場シェアを広げていく。

唐澤社長率いる新参のコンサル業を多くの人が支持するには理由があったのだ。

それは、「営業力」というものが土台にあるからだ。

前述の通り、唐澤社長は営業という分野において抜群の才能を持つ。

人々が何を欲しているのかを「営業力」で見抜き、今まで商談成立としてきた。

唐澤社長が営業を通して見抜いた人々が欲しがるものというのが、「人材採用支援」という分野であった。

会社では通常新卒者を採用するのに、1-6月を予定している。しかし、この時期はちょうど決算時期と重なるのだ。

まだ発展途上の会社では両方をこなすのは困難ということで、それを代行しようと考えたのだ。

起業当初は、新たなビジネスモデルということもありすぐに商談成立とはいかなかったが、クライアントの要求を迅速にこなす姿に納得した会社が契約を結んでくれた。

まさに有言実行。終始一貫している言動がクライアントにも社員にも影響を与えているのだ。


最後に唐澤社長が創った会社、「ベンチャーオンライン」の経営理念を紹介する。

1.自分の人生は自分の手で創造する
2.思いっきり仕事して思いっきり遊んで人生を満喫する
3.チャンスをチャンスとしてとらえる生き方をする
4.信頼とは自らの行動で勝ち取る最高の財産である。
5.感謝を忘れず志を行動で示し自身の生き様に誇りをもつ
6.世の中に感動をあたえる

この6つを読んで、嘘くさいと思うだろうか?
信頼とか感謝とか感動なんて、馬鹿らしいと思うだろうか?

もし、そう思うのならこの本をぜひ読んでいただきたい!
人を信頼することや感謝を伝えること、そして人に感動してもらうことってとても素晴らしいことってことを知って欲しいから!!
働く目的というものについても考えさせられる1冊です。

第1章:負けた記憶がない伝説の学生営業マン~「目立ちたがり」とは常に「全力疾走」と見つけたり~
第2章:思いっきり力を出せるベンチャーの世界へ~人の出会いに恵まれて、いよいよ大海に乗り出す「時」が来た~
第3章:だからベンチャー・オンラインは強い!やる気を最大限引き出す経営スタイル~やりがいに溢れた会社で、人に喜ばれるビジネスの創造へ~

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2008年6月12日 (木)

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう   マーカス バッキンガム, ドナルド・O. クリフトン

60億人いたら、60億通りある、才能。

 

誰にとっても身近な「才能」という分野について真剣に考えたことがあるだろうか?

 

 

この本は今まで出会ってきた自己啓発本の中で、群を抜いて結果に真摯に向き合える本でした。

 

今まで読んだ「才能」に関する本というのは、信じられなかったというのが本音です。

 

目に見えない「才能」という分野を、たった1-2時間読んだ本で信じる、という方が無理だとも思っていました。

 

しかし、この本と出会ったことで、次に挙げる3点が自分の納得のいく形で出来上がり、自らの「才能」を知ることができました。

 

・「才能」という言葉の意味するところ(定義)

・「才能」の見つけ方

・何で「才能」を知る必要があるのか?

 

 

以上の3点について何かしらの答えが知りたいという方には、一読の価値がある本です。

 

 

 

<本概要>

 

著者は才能というものを、日々繰り返される思考や感情、行動パターンから生まれるものだと考える。

 

日々繰り返されるパターンというのは、遺伝的体質や幼少の頃の経験で形作られた、シナプスの繋がりがやがて個性となるものに起因している。

 

 

それではどのようにして、自身の才能を見つければいいのかというと、自分を客観的にみてみることで、見つけることができる。

 

生活していく中で自分が取り組んでいることが、時間の面で効率的か、上達度が高いか、没頭できているか、発展性があることか、この4点すべてを満たしているのが、その人の持つ「才能」なのだ。

 

たとえば、ビル・ゲイツが新技術を生み出す才能を持っていたり、タイガー・ウッズがドライバーの天才であったりと。

 

このように自らの「才能」に気づき、伸ばしていくことで誰もが認める一流の人になれる。

 

また、この本を購入した人だけにプレゼントされる、「資質」を見つけるチケットを活用するのも才能を特定するのに有効な方法だ。

 

著者が開発した、「ストレングスファインダー」という200問近い問題に答えていくことで、34の資質から特に数値が高い5つの資質が浮かび上がる。

 

浮かび上がった資質から日々の行動パターンを振り返るのも有効な手だろう。

 

 

最後に、何で才能を知る必要があるのか?について述べる。

 

結論から述べると、天賦の才ない分野で頑張っても、やり続けなくては!という思いのために燃え尽きてしまい、自信をなくすことになるからだ。

 

次のような結果が出ている。

 

地球上の20%の人しか、最も得意な仕事をする機会に毎日恵まれていないのだ。

 

残りの80%の人は人生のしかるべき時期に自分の強みを発見することができなかったため、第3者的要因で仕事を選んだことが原因であろう。

 

強みが分かれば、弱点とも折り合いがつけられるのもいい点である。

 

例として、人と接する資質がない人でも、自分の持つ達成欲を活かし技術的面で信頼を得るといった具合である。

 

また、人は元来の性格(本質的な人格)が変わらずとも、情熱を傾ける対象(価値観・好み)は変えられるのだ。

 

そのためにも、自分の強みを知ることが必要となってくる。

 

 

 

<著書の大まかな流れ>

1章:著者の考える「才能」

2章:「才能」が出来上がるまでのプロセス

「才能」と「経験」の違い

3章:才能の見つけ方

4章:34の資質の紹介と説明

5章:選出された5つの資質の相関性

6章:資質の活かし方

7章:強みを土台とした、企業育成法

 

 

<感想>

 

この本でいいな、と思った点は導入部で書いた3点が明確になったことに加えて「自分と他人は同じ世界を見ているのではない」ということが改めて実感できたことです。

 

もう1つのいい点は、誰にも分かる具体例がふんだんに盛り込まれていることです。

ビル・ゲイツならPCのプロ、タイガー・ウッズだったらゴルフのプロであるように。

 

 

逆にあまりいいと思えなかった点は、英語→日本語となっているため、意味不明な箇所があったところです。

たとえば、「強み」という語に対して、ある部分では才能の類語と使われているのに、ある部分では対義語になっていたりと。

 

 

ですが、自身と向き合うにはこの上ない本であると思いますで、とてもオススメの本です☆

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2008年6月 7日 (土)

若者はなぜ3年で辞めるのか? 城 繁幸 

戦後、世界第二位の経済大国までのし上がれた要因である、年功序列と終身雇用。

それらがバブル崩壊と共に崩れ去った今、多くの会社が生き残りをかけ成果主義へと切り替えている。

しかし、今まで保ってきた制度を急に変えることは不可能。昔のように、横並びで富を分け合うのが無理となっては、どこかの世代に犠牲を強いらなければならない。

誰に犠牲になってもらうか決めるのは、会社のトップや国が決めること。

そこを牛耳っているのは、もちろん中高年。

彼らは若者の未来より自分達の既得権益のために様々な法律を作り、若者の未来を奪っていく。

若者が声をあげようものなら、無数の富に飢えた中高年にレールから引きずりおろされ、はいあがれなくなる現状。

将来への期待もなくなり、かといって自ら主体的に生きてく術を知らないこの国の若者にとって、これから生き抜いていくのは至難の技。

これからの日本を背負っていく人々はほんとに永劫発展の未来を創っていけるのか??
この本から歴史を学び、同じ過ちを繰り返さない必要があります。

<この本のあらすじ>

第一章:日系企業の成長の軌跡
第二章:バブル入社組の今
第三章:ルールを作る側の若者潰し
第四章:年功序列が今の日系企業にもたらす問題
第五章:年功序列崩壊が企業にもたらすメリット
   (派遣社員問題など)
第六章:レールを降りて自らの足で歩み始めた人々を紹介



本全体として、年功序列が崩壊したことでもたらされたことを中心に書かれています。

そのためこれからの日本がどのような魅力を持った社会になるのか筆者なりの考えが明確に書かれていないため、未来の日本に対する魅力が伝わってきません。

この本を読んで
・日本が経済大国になるまで支えた日本人という集団の持つ特性

・年功序列がもたらす、メリット・デメリット

の2点がとてもわかりやすく書かれており、この2点に関してとてもオススメの本です。

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2008年6月 1日 (日)

EQ こころの鍛え方 行動を変え、成果を生み出す66の法則   高山 直

人とかかわる時においても、自ら目標に向かって取り組む時においても、必ず必要なものがある。

それは、己と利害関係者の感情を知り、効果的な行動になるよう感情を調整することだ。

世間的には、『Emotional Intelligence Quotient』
略して「EQ」と呼称している。

著書では前半で感情の影響力やEQというものの特徴が記され、後半ではEQの伸ばし方を66通り紹介している。


☆この本を読んで欲しい人は次のような人です☆

・自分が今どんな感情なのか、なかなか理解できない人

人は常に何かしらの気持ちを抱いて生活しています。まずは自らについて知ることの大切さ、どうしたら感情を知ることができるのかを知ることができます。

・自らは能力があると思っているのに、圧倒的な成果を生み出せていない人

個人での作業では誰よりも最高の効果を生み出せるのに、グループディスカッションやチームワークを要することでは、なぜか自身で納得のいく結果を生み出せてない人にオススメです。

この本では、IQとEQの違いや関連性についても記されていますし、感情を知ることでどのように変わるかを具体例を用いて書かれているので、上記の悩みに納得いく応えが見つかります。


<本の概要>

人の感情は常に変化している。前向きな時もあれば、すべてを悪い方向に考えてしまう時もある。

それは遺伝的なものではなく、自らの気持ちの持ち様によって変わるのだ。

常に前向きでいられると、達成意欲が増すし、周りの人に肯定的影響を与えることができる。

結果的には人間的魅力の増大になるのだ。

それではどうしたら、感情知能指数(EQ)を高められるのだろうか?

高めるためには、訓練があるが、訓練を行う前に感情の流れを知る必要がある。

流れというのは、感情の識別→感情の利用→感情の理解→感情の調整という流れである。

感情の識別は、自分や他人がどのように感じているかを知る段階。この段階をクリアしていないと、俗に言われるKYとなってしまう。

次に感情の利用というのは、感情を自ら作り出し、相手と共感を生み出す段階。
できてない人は自らのやる気をUPさせる方法を知らなかったり、気がきかないって言われてしまう。

3番目の感情の理解は、感情がなぜ起き、どのように変化するかを理解している段階。
この段階が未熟だと、二重人格であったり、周りとズレを感じる人である。

最後の感情の調整というのは、効果的な行動のために感情を調整する段階。
この段階がまだの人は思っていることを伝えられなかったり、すぐキレたりする。

これら4つものは、順番に高めていく必要があるが、最後だけ高かったりする人もいる。

なので、自分を見つめ直すことから始める必要があるのだ。

※著書には、簡単にできる診断テストも付いている。

そして、自らの感情のクセが分かったら、次は66通りの感情の鍛え方から自分に合った方法を選び実行していく。

その感情の鍛え方というのは、感情を表す言葉を知るといったことから、感情の推測をする習慣をもとうといったもの、ありがとう!を1日10回言うといったもの
まで様々なものがある。

66通りすべて即実行できるものなので、とっつきやすいものから初めていくのがいいだろう。

1つ1つを習慣化し、自分独自の型を作ることで、自ずとEQは高まっていくのだ。


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