不動心 松井秀喜
プロ野球選手、松井秀喜が書いた自身の経験から導き出した、心の在り方の本。
巨人に入団しレギュラーを取った後、常に全試合に出場することを大事にしていた
著者が、手首骨折という怪我で試合に出れなくなった際に書きました。
怪我をしたから気づけた、生きること・立場的に弱い怪我人という立場になった気持ちを
中心に書かれています。
その中でも印象に残ったフレーズを挙げます。
1.生きる力とは、成功を続ける力ではなく、失敗や困難を乗り越える力。
どんな人も程度の差こそあれ、失敗を経験する。
その困難に陥った時こそ、生きてる証なのだ。
2.自分の仕事や会社に誇りを持ってる人がいます。
彼らは仕事や会社を守るために戦える誇りを持ってるのです。
これから社会に出る身としては、カッコイイ社会人になりたいと思うものです。
さて、カッコイイ社会人ってどんな人なんでしょうか?
お金を稼ぐ人ですか?
自分の好きなことを仕事にし、松井選手の言う誇りが持てる人だと思います。
3.体に必要なエネルギーのキーワードを「まごわやさしい」という
「ま」は豆類。「ご」はゴマやナッツ類。「わ」はわかめなどの海藻類。
「や」は野菜。「さ」は魚類。「し」はシイタケなどのキノコ類。「い」はいも。
完全に豆知識です。。
4.「こうでなければならない」と譲らない精神を持っていると
達成できなかった時にイライラしたり混乱したりするものです。
もちろん、譲れないものを持つことは大事だと思います。
松井選手の場合は「野球」。誇りを持っているから譲らなくていい、という
自信が芽生えるのでしょう。
5.逃げている時より真正面からとらえている方が気持ちは切り替えやすいもの。
目を背けてしまったら、敵がたいしたことなくても見ることができない。
同じ過ちに再び出会ってしまったら、また逃げることになってしまう。
6.ほんとの優れた人というのは、自分に何が欠けているのかを正確に受け入れ
それを補うための正しい思考を持っているか、そのための努力を継続してやっているか
だと思います。
これが松井選手が1番言いたいことだと思います。
松井選手は怪我したことに対して憤りを感じましたが、それは一時的なものです。
怪我という欠けてしまったものを補うための正しい思考は憤りではない、と
自分に言い聞かすためにも書かれたのかもしれません。
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