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2009年6月12日 (金)

気力のパワーアップ―ストレス時代に打ち克つ  田多井 吉之介

精神医学の著者が、スポーツ・身体的特徴・禅など
様々なジャンルにかけて“気力”を紹介している1冊。
著者はこの本を“ストレス”というものに対する誤解
を解くために執筆されたそうです。

■ピッタリなkeyword
集中力 感性 自己暗示 ガン ストレス 脳 旅行
学歴 テレビ スポーツ 合気道 ストレッチ サウナ

■紹介したいフレーズ
・気力とは、“心身一如のパワー”のことであり、
 困難に堪えて何かをやり抜こうとする活動に堪え
 うる強い精神力である。
・ストレスとは“甘え”、つまり優柔不断が原因
 として生じるもの。
 そのため、結果ばかり気にして消極的な悲壮感
 を持ち過ぎると、消極的なアドレナリンが出過ぎて、
 自滅に向かう。
 したがって、結果を度外視して積極的な充実を
 計ることで、成果も向上する。
・馬から落ちてしまい、腕を折ってしまうも、
 すぐに腕にギブスをつけてもらった所、父親が
 「すぐにもう一度馬に乗れ」と言ってきた。
 父は、「今乗らないと、いつも馬が恐くなってしまう。
 だから今乗りなさい。」との想いで息子に言ったのだ。

■この本を読んで欲しい人
・“気力”を高めたいと思っている人
→著書の中では、『合気道』『座禅』『サウナ』
 『ストレッチ』などの気力を高める手法が様々に
 紹介されています。
 それぞれが詳しく記載されているので、“気力”の意義と
 共に知ってみるのも面白いと思います。
・先天的遺伝の力を知りたい人
→受精卵から細胞が分裂して胚葉になった後その後の分裂で、
 どのような器官(消化器系・筋・神経系)が優れているか
 が決まります。
 この他にも、「顔がむくむ理由と腎臓の関係性」
 「ストレスとガンの関係性」など、医学的視点から
 実に興味深く述べられています。

■本全体の総評
▽著者の日記帳のような感じを受けた
スポーツや身体的特徴、気力の高め方まで、
医学的根拠を土台に述べられているので、
とても興味深いのが感じられます。
しかしその話は、中途半端で終わっている感が否めません。
例えば、著者はオリンピック選手のエピソードを多々
取り上げているが、そこでは“気力”と“栄光”を無理やり
結び付けているという印象を受けました。

■最後に
図書館で本を探していた時に、“気力”というタイトルの
付いた本を見つけ、直観の赴くまま手に取りました。
“気力”は、数式のように答えがある訳でもないので、
掴めそうで掴めないものでもあります。
それでも、「高めたい」と思うのは、“気力”には
それだけの魅力があるからに他ありません。
何をやるにしても“気力”が無ければ、いくら知識や
能力があっても、動くことができません。
だからこそ、目に見えない“気力”を追い求めるのでしょうね。
とりあえず、これからは、「座禅」や「ヨガ」に挑戦して
みようと思います。       

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